アルペジオって何?
和音の構成音を時間差えおつけて連続的に弾く奏法です。ピアノ・ギター・ハープなどで用いられ、流れと立体感を与えます。
また、分散和音は音価とリズムに沿って個々に記譜された伴奏型の総称です。音価とリズムに沿って個々に記譜
楽譜での表記は、和音の左に縦の波線があります。矢印がない場合は下から上に弾きます。波線が上から下に小さな矢印で指示されている場合は上から下に弾きます。分散和音としてそのまま音符で書かれる場合もあります。
なぜアルペジオが弾きにくいのか?
アルペジオで音が転ぶ主な原因は、手首と前腕が固まる、親指の通過(指くぐり)のタイミングが遅れる、不適切な運指、の3つがあります。
①身体の使い方ですが、身体全体の力が入っている状態では弾きづらいです。それだけでなく、腕や手首を痛めてしまう原因にもなります。手首は上げすぎず、上下に揺さぶらないようにしましょう。上下に揺さぶると不必要なところでアクセントがついてしまいます。
②指くぐりは原則として指を移動の準備をしてから親指を通します。通した直後に手の重心を次の指へ移します。
③運指はハノンにかいてある通りです。ハノンの運指を覚えれば曲を弾くときにも応用できます。指くぐりをする親指は白鍵で弾きます。黒鍵で弾くことはありません。
アルペジオの練習方法を徹底解説!
①アルペジオを弾くことは腕や手首に負担がかかるので、まずはスケール練習で準備運動をします。
②身体が温まって準備ができたらアルペジオの練習に入ります。いきなり両手で弾かず、必ず片手ずつの練習です。指番号を一つ一つ確認し、ゆっくりのテンポでメトロノームで合せて弾きます。
③テンポを上げるためにはリズム練習が欠かせません。片手ずつリズム練習をしましょう。
④ここでようやく両手を合わせることができます。両手で弾くときもゆっくりメトロノームで練習し、少しずつテンポを上げていきましょう。
今回はアルペジオについて解説させていただきました。たくさんの曲で出てくるアルペジオ。アルペジオでつまずいてしまうことが一般的に多いそうです。アルペジオを上手に弾けるようになりたい方はぜひ体験レッスンでお待ちしております♪