フリーオピアノ教室利用規約(以下「本規約」といいます)は、オンラインピアノ教室「フリーオピアノ教室」の利用条件等を定めたものです。

第1条(本規約)

  1.  本規約で使用する用語の定義は、以下のとおりとします。
    ① 「当教室」:オンラインピアノ教室「フリーオピアノ教室」をいい、その責任者及び講師を含みます。
    ② 「運営サイト」:当教室が運営するWebサイトをいいます。
    ③ 「利用者」:当教室を利用する全ての方をいいます。
    ④ 「レッスン」:当教室が提供するピアノの技術的な指導、楽典やソルフェージュ等の音楽理論の指導等をいいます。レッスンには、1回限りの「単発レッスン」と、月3回のレッスンを毎月継続する「定期レッスン」があります。
    ⑤ 「レッスン料金」:レッスンの対価として利用者が当教室に支払う料金をいいます。
    ⑥ 「無料体験レッスン」:レッスン料金を必要としないレッスンであって、初めて当教室を利用する利用者が1回限り利用できる単発のレッスンをいいます。
    ⑦ 「コース」:当教室が利用者の習熟度やレッスンを行う目的に応じて定めた以下のレッスンコースをいいます。各コースは、それぞれ単発レッスン又は定期レッスンを選択することができます。
    1) 習熟度別コース:初級者コース、中級者コース、上級者コース
    2) レッスン目的別コース:楽典・ソルフェージュコース、受験対策コース
    ⑧ 「指定Web会議システム」:当教室が指定するWeb会議システムをいいます。
    ⑨ 「指定決済事業者」:当教室がレッスン料金の決済業務を委託するために指定する決済事業者をいいます。
    ⑩ プライバシーポリシー:当教室が定める個人情報の取扱い方針をいいます。
  2. 当教室は、本規約のほか、プライバシーポリシー、当教室の運営に関する注意点、当教室に関するFAQ等を定めたうえで、運営サイト上の掲示等を行うことがありますが、これらも本規約の一部を構成し、当教室を利用するための一体となった規律であるものとします。
  3. 本規約は、入会希望者及び利用者と当教室との間の一切の関係に適用されるものとします。
  4. 利用者は、本規約の全てを遵守し、当教室を適切に利用する義務を負うものとします。

第2条(当教室の対象者、利用条件等)

  1. 当教室は、小さなお子様から大人まで幅広い年齢層を対象としておりますが、18歳未満の未成年の利用にあたっては、親権者による又は親権者の同意に基づく申し込みが必要となります。
  2.  当教室がオンラインピアノ教室であることを踏まえ、当教室の利用者は、以下の条件の全てに合致する必要があります。
    ① レッスン場所に、利用者又は利用者の同居の家族等が所有又は占有するピアノがあること(アコースティック又は電子の別を問いません)
    ② PC、スマートフォン、タブレット端末等を通じて、指定Web会議システムにインターネット接続をすることが可能であること
    ③ 指定Web会議システムを通じて当教室が聴き取り可能な程度の音量によってピアノを鳴らすことについて、周囲や近隣の理解が得られていること
  3.  利用者は、前項各号についてレッスン受講日まで自らの責任で準備するものとし、当教室は、前項各号に関する準備、サポート、調整等の未実施、準備不足、不具合の発生等について、いかなる責任も負いません。
  4.  当教室と利用者との間の運営上の連絡、案内、通知等の手段は、当教室指定の方法(LINE、メール、Skype等)とします。

第3条(レッスンの単位)

  1.  全てのコースに共通して、レッスンの単位は、30分を1コマとします。
  2. 利用者は、1コマの範囲でレッスンを受講できるものとし、利用者の任意によるレッスンの延長はできないものとします。
  3. 1コマのレッスンが終了した後、継続してレッスンを希望する利用者は、単発コースとして別途新たな1コマ以上のレッスンの予約を行うか、定期コースへの申し込みを行うものとします。

第4条(単発レッスンの予約申請)

  1. 単発レッスンを希望する利用者は、本規約及びプライバシーポリシーにあらかじめ同意のうえ、運営サイトにおける所定の単発レッスン予約フォームを通じて氏名、連絡先、メールアドレス及び必要事項を登録し、希望するコースについて運営者の定める時間帯の中から1コマを選択して、第7条に基づきレッスン料の支払い手続き行うことで、予約申請を行うものとします。
  2. 初めての利用者は、無料体験レッスン予約フォームから予約を行うものとし、前項の手続きに定めたレッスン料金の支払い手続きは不要とします。
  3. 当教室が、第1項又は第2項の申請を受信し、その内容を承諾したときに、レッスン予約が成立するものとします。

第5条(定期レッスンの登録及び予約申請)

  1. 定期レッスンを希望する利用者は、本規約及びプライバシーポリシーにあらかじめ同意のうえ、運営サイトにおける定期コース申込みフォームを通じて、定期レッスンにおける毎月のレッスン料の支払いに向けて、指定決済事業者に必要な登録手続きを行うものとします。
  2. 当教室が前項の登録手続きの正常な完了を確認したときに、定期レッスンの契約が成立するものとします。
  3. 定期レッスンの利用者は、運営サイトにおける定期レッスン用の予約フォームを通じて氏名、連絡先、メールアドレス及び必要事項を登録し、運営者の定める時間帯の中から1コマを選択し、予約申請を行うものとします。ただし、あらかじめ希望の曜日及び時間が定まっている定期レッスンの利用者は、当教室に個別に申し出ることで、一括予約を行うことができるものとします。
  4. 当教室が、前項の申請を受信し、その内容を承諾したときに、レッスン予約が成立するものとします。

第6条(レッスン予約のキャンセル及び振替)

  1. 利用者は、レッスン予約について、レッスン予約日の3日前までに所定の手続き行うことによって、レッスン予約のキャンセル又は他の日時への振替を行うことができるものとします。
  2. 利用者が前項に定めた期限までに所定の手続きを行わなかった場合、当該レッスンは実施されたものと扱われ、当教室は、利用者のキャンセル又は振替の要望に応じないものとし、当該レッスンのレッスン料金を返還する義務を負わないものとします。ただし、当教室が真にやむを得ないと認めた場合は、この限りではありません。
  3. 利用者は、単発レッスンについては1回まで、定期レッスンについては月に1回まで振替を行うことができるものとします。

第7条(レッスン料金の支払い)

  1. 利用者は、当教室に対し、金融機関への振込み又はクレジットカード決済のいずれかの方法によって、あらかじめ、コースごとに設定されたレッスン料を支払うものとします。
  2. 利用者は、金融機関への振込みを希望する場合、以下の期日までにレッスン料を支払うものとします。振込手数料は、利用者負担とし、期日が金融機関休業日の場合、前営業日を期日とします。
    ① 単発レッスン:レッスン予約日の3日前まで
    ② 定期レッスン:レッスン予約日の前月25日まで
  3. 利用者は、クレジットカード決済を希望する場合、指定決済事業者を通じて、以下のタイミングで決済手続きを行うものとします。
    ① 単発レッスン:第4条第1項の単発レッスン予約申請時
    ② 定期レッスン:第5条第1項の定期コース登録手続き時
  4. 当教室は、原則として一度収受したレッスン料金の返還は行わないものとします。ただし、専ら当教室の事情により、レッスンの提供ができなくなった場合は、この限りではありません。

第8条(定期レッスンにおける月額レッスン料金の決済)

  1. 本条は、利用者が定期レッスンのレッスン料の支払いをクレジットカード決済で行う場合、毎月のレッスン料金(以下「月額レッスン料金」といいます)の支払いに関して適用となります。
  2. 利用者は、当教室に対し、第5条第1項の定期コース登録手続日を基準日としてその翌月以降の同日(以下「決済日」といいます)において、指定決済システムを通じたクレジットカード決済によって、翌月分の月額レッスン料金をあらかじめ支払うものとします。
  3. 当教室は、一度収受した月額レッスン料金について、利用者に返還する義務を負わないものとします。
  4. 利用者が決済日の前日23:59を過ぎて定期レッスンの解約手続きを行った場合、当該決済日には月額料金が決済され、当該利用者の解約手続きの完了日は次の決済日の前日23:59となります。この場合において、当社は、当該決済日に決済となった月額レッスン料金について、いかなる理由によっても、利用者に返還する義務を負わないものとします。

第9条(利用者による情報管理)
利用者は、運営サイト、指定Web会議システム、指定決済事業者等にログインするためのID及びパスワード等について、厳格に管理するものとし、第三者に貸与、譲渡、名義変更、担保設定等の処分をしてはなりません。利用者の故意又は過失によるID及びパスワード等の第三者利用の結果として生じた損害については、全て当該利用者の責任であるものとし、当教室は、いかなる責任も負いません。

第10条(レッスンルール)

  1. 利用者は、レッスン受講にあたって、当教室があらかじめ指示したレッスン用の楽譜等(コースによってはテキスト、参考書、教材等を含みます。以下同じ)を自己の責任と費用で準備するものとします。
  2. 利用者は、レッスン開始時刻までに、余裕をもって、ピアノ、機器(PC、スマートフォン、タブレット端末等)、インターネット接続、楽譜等の用意を完了するものとします。利用者の都合で、レッスン開始時刻以降にこれらに時間を要した場合においても、当該時間は1コマのレッスン時間に組み入れられるものとします。
  3. 利用者は、当教室の指示する方法で指定Web会議システムにログインを行ったうえで、レッスン開始時刻を迎えるものとします。
  4. 当教室は、指定Web会議システムの接続や操作方法等についてのサポート責任は負わないものとします。また、インターネット接続の不具合によって、音声不調や切断された時間があったとしても、当該時間は1コマのレッスン時間に組み入れられるものとします。
  5. 利用者は、利用者1名のみによって、レッスンの受講を行わければならないものとし、複数人で受講してはならないものとします。ただし、当教室が認めた保護者の同席については、この限りではありません。
  6. 利用者は、当教室の事前の許可なく、レッスン内容について、撮影、録画、録音、スクリーンショット取得等を行ってはならないものとし、かつ、外部への開示又は漏洩(WebサイトやSNS等への投稿を含みます)をさせてはならないものとします。
  7. 利用者は、前各項のほか、レッスンに関して、以下のルールを遵守するものとします。
    ① レッスン中においては、講師の説明、演奏、指導等に集中し、これらに従うこと
    ② レッスンのための指定Web会議システムの会議URL、ミーティングID、パスコード等を利用者本人以外の第三者に共有しないこと
    ③ レッスンで知り得た個人を特定する情報を外部に開示又は漏洩しないこと
    ④ レッスン開始時刻に遅れた際に、当教室に対し、当該レッスンに関する時間の延長、振替、返金等を求めないこと
    ⑤ 利用者側のネットワーク環境の不備を理由に、当教室に対し、当該レッスンの延長、振替、返金等を求めないこと
    ⑥ レッスン中であるか否かを問わず、当教室に対し、レッスンに関係のない内容の連絡をしないこと
    ⑦ レッスンに関係のある質問に関してはレッスン中にのみ行うこと

第11条(当教室オリジナル資料の取扱い)

  1. 当教室は、コース内容によっては、利用者に対して、当教室オリジナル資料(テキスト、画像、動画、データ等の種類を問いません)を提供する場合がありますが、利用者は、当教室オリジナル資料について、レッスン目的以外で利用することはできず、かつ、第三者に開示又は漏洩(WebサイトやSNS等への投稿を含みます)をすることはできません。
  2. 当教室は、当教室オリジナル資料について、利用者に有益となるものを提供するよう努めますが、その内容の正確性、真実性、合法性、安全性、利用者の目的との合致性、利用者の期待の充足性等を保証することはできません。このため、利用者は、あくまでも自らの責任において当教室オリジナル資料を利用するものとし、当教室は、利用者が何かしらの損失や不利益を被ることになったとしても、当教室オリジナル資料の内容について当教室に故意又は重過失による著しい誤り等がない限り、責任を負わないものとします。
  3. 当教室オリジナル資料の著作権その他の知的財産権(既に第三者に帰属しているものを除きます)は、全て当教室に帰属するものとします。このため、利用者は、当教室に無断で当教室オリジナル資料を第三者に閲覧させるほか、転載、転用、改変、販売、二次的著作等を行うことは一切できないものとします。

第12条(禁止行為)
利用者は、当教室の利用にあたり、以下の行為をしてはなりません。
① 第10条のレッスンルールに反する行為
② レッスン料金の決済をせずにレッスンを受講しようとする行為
③ 営業活動、勧誘活動、拡販活動、署名活動、その他自らの何等かの活動に関する行為
④ 当教室の講師に直接接触を図ろうとする行為
⑤ 当教室の業務を妨害し、又は業務に支障を与える行為
⑥ 当教室又は第三者を誹謗・中傷し、名誉を傷つける行為
⑦ 法令又は公序良俗に違反する、又はそのおそれのある行為
⑧ 宗教や政治活動に関する行為
⑨ 他の利用者に成りすます行為
⑩ 当教室又は第三者の権利又は利益を侵害する行為
⑪ 異性との出会いを目的として当教室を利用する行為
⑫ 当教室が予定している利用目的と異なる目的で当教室を利用する一切の行為
⑬ その他本規約、当教室の運営方針、講師の指示に従わない一切の行為

第13条 (当教室の中断、停止等)

  1. 当教室は、以下の各号のいずれかに該当する場合、予告なく、レッスンを含む当教室のサービスの全部又は一部の提供を中断することができるものとします。
    ① 運営サイト、指定Web会議システム、指定決済事業者等に不具合、障害、緊急停止等が生じた場合
    ② コンピュータシステムの点検、保守が行われる場合
    ③ 停電、サーバー故障等が発生した場合
    ④ コンピュータ、通信回線等に不良がある場合
    ⑤ 地震、落雷、火災等の不可抗力による場合
    ⑥ その他当教室が必要と判断した場合
  2. 当教室は、利用者が本規約の一つにでも違反するおそれを認めた場合、又は利用者の利用が不適切と判断した場合、予告なく当該利用者に対する当教室のサービス提供を停止すると共に、以下の対処を行うことができるものとします。この場合において、当教室は、レッスン料金を返金する義務を一切負わないものとします。
    ① 利用者資格を喪失させること
    ② その他当教室が必要と判断する措置を行うこと
  3. 当教室は、本条第1項及び第2項によって利用者に生じた損害について、一切の責任を負わないものとします。また、当教室は本条第2項によって当教室に生じた損害について、利用者及び利用者であった者に対して当該損害の全額について賠償請求することができるものとします。

第14条(反社会的勢力排除)

  1. 利用者は、自らが暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等社会運動標榜ゴロ又は特殊知能暴力団、その他これらに準ずる者(以下これらを「反社会的勢力」といいます)に該当しないこと、及び次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約します。
    ① 反社会的勢力が経営を支配していると認められる関係を有すること
    ② 反社会的勢力が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
    ③ 自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力を利用していると認められる関係を有すること
    ④ 反社会的勢力に資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
    ⑤ 役員又は経営に実質的に関与している者が反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有すること
  2. 利用者は、自ら又は第三者を利用して次の各号の一つにでも該当する行為を行わないことを確約します。
    ① 暴力的な要求行為
    ② 法的な責任を超えた不当な要求行為
    ③ 取引に関して、脅迫的な言辞又は暴力を用いる行為
    ④ 風説を流布し、偽計若しくは威力を用いて相手方の信用を毀損し、又は業務を妨害する行為

第15条(その他免責事項)

  1. 当教室は、利用者に関するピアノの技術の上達や知見の向上等に資するレッスンの提供に努めますが、レッスン内容及び当教室オリジナル資料の内容が利用者に及ぼすあらゆる効果又は結果について、いかなる保証も行わないものとし、利用者に生じたあらゆる不利益及び損害について、いかなる責任も負わないものとします。
  2. 当教室は、利用者の機器や通信回線等の障害、エラー、バグの発生等についていかなる責任も負わず、かかる状況等により利用者又は第三者に生じた損害について、いかなる責任も負わないものとします。
  3. 本条を含め、本規約に定めた当教室を免責する全ての規定は、当教室に故意又は重過失が存する場合には適用しないものとします。また、本規約のいずれかの条項の一部が民法、消費者契約法その他の法令により無効、取消、又は差し止めとなった場合であっても、残部は継続して完全に効力を有するものとします。

第16条(当教室のサービス内容変更等)
当教室は、あらかじめ合理的な期間を設けることにより、又は緊急によりやむを得ない場合は直ちに、当教室のサービス内容を変更し、又は当教室のサービスの提供を中止することができるものとします。

第17条(本規約の変更)
当教室は、本規約の内容について、民法548条の4第2項の定めに従い、必要に応じて変更することができます

第18条(個人情報の取扱い)
当教室は、当教室に関する個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーに従い適切に取り扱うものとします。

第19条(譲渡の禁止)
利用者は、当教室契約上の地位又は権利義務を第三者に譲渡し、又は担保に供することはできないものとします。

第20条(損害賠償)
当教室は、利用者又は利用者であった者に対して、利用者の故意、過失、本規約違反によって当教室に生じた全ての損害について、損害賠償を請求できるものとします。

第21条(協議)
本規約に定めのない事項、又は本規約の条項の解釈に疑義が生じた事項については、誠意をもって協議し解決をはかるものとします。

第22条(準拠法・裁判管轄)

  1. 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
  2. 当教室に関して、紛争が生じた場合には、訴額に応じて、当教室の責任者の住所地を管轄する地方裁判所又は簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに利用者は同意するものとします。
    以上