一人ひとりに寄り添うオーダーメイドレッスン
生徒の目標やペースに合わせた個別指導を行い、信頼関係を築きながら、気軽に相談できる環境を提供しています。例えば、教本選びではどれも「最初はドの音から覚えましょう」という点は共通していますが、幼児には可愛い絵がある教本を使って興味を引き出したり、音符を読むのが大変でピアノが苦手になりそうな生徒さんには、童謡など知っている曲が多い教本を選びます。また、ピアノを弾くだけでは集中が続かないお子さんには、音符の色塗りができるワークブックを活用し、遊び感覚でレッスンを進めます。
大人の生徒さんには、コードも一緒に覚えたい方や、コードは必要なくリズムと音符だけ学びたい方など、それぞれの希望に応じて教本を使い分けています。一曲だけ完成させたい方には、譜読みよりも演奏の完成を重視し、講師の演奏を覚える形でのレッスンを行うこともあります。生徒さん一人ひとり合った教材は違いますし、目標も違うので、無料相談・無料体験レッスンで丁寧にお話をお聞きし、最適な学び方をご提案します。


感性を育む指導方針
教材選びや進度も、生徒の感性や理解度に応じてきめ細やかに調整しています。特に幼児期のレッスンでは、まず「楽しい」「もっとやってみたい」と思ってもらえるよう、知っている曲を使ったり、可愛い絵のある教材を選ぶなど、視覚的にも音楽的にもワクワクできる体験を重視します。楽譜に縛られず、「なぜこの音を出すのか」「どんな風に弾きたいか」を一緒に考えることで、自由な表現力を育みます。音楽に正解を求めるのではなく、自分の中にある音を見つける楽しさを伝えることを大切にしています。


「わからない」をそのままにしないレッスン方式
子どもの自然な意思を重視し、無理をせず、必要な場面では適切なサポートを行うことで、自発性を育みます。 また、コミュニケーションを最も重視しているのも当教室の特長です。対面レッスンでは生徒さんの表情から理解度を読み取りやすいですが、オンラインでは表情が分かりにくいため、より一層注意を払っています。特に小さなお子様には、分からないことがあっても質問しやすいよう、日頃から積極的な声かけを行っています。 音楽の学習は、算数と同じように知識を積み上げていくものです。わからないことを曖昧にしたまま進んでしまうと、やがて理解が追いつかなくなってしまいます。だからこそ、「分からない」が言える環境づくりを大切にしています。大人の方に対しても、「こんな初歩的なことを聞いていいのかな?」と感じることがないよう、どんな質問でも歓迎する雰囲気づくりを心がけています。


音高・音大受験対策や楽典・ソルフェージュ指導の充実
演奏技術の向上だけでなく、音楽理論やソルフェージュの指導にも力を入れています。音符や休符の種類と長さ、リズムと拍子、音程、調性、和音、楽譜に記載されている楽語など、楽譜を正しく理解するための知識を丁寧に指導します。 ソルフェージュのレッスンでは、初見演奏の訓練やリズム感の強化、視唱の練習などを通じて、音楽の基礎力を養います。また、メロディーに簡単な和音を付ける練習や、楽曲分析(アナリーゼ)を通じて、より深く音楽を理解し、表現力を高めることを目指しています。 これらの指導は、音楽高校や音楽大学の受験を目指す方はもちろん、趣味で音楽を楽しみたい方にも対応しています。生徒一人ひとりの目標やレベルに合わせたカリキュラムで、音楽の理解を深め、演奏に自信を持てるようサポートいたします。 私は元々、楽典やソルフェージュがとても苦手でしたが、桐朋学園大学の入学時に行われたソルフェージュのクラス分けでは、上位10%以内の成績まで上げることができました。その経験があるからこそ、「楽典・ソルフェージュが分からない!」という気持ちに心から寄り添えると考えています。

