ピアノが弾きやすくなる!手を大きくするストレッチ6選

手が大きいと楽にピアノを弾くことができます。特にオクターブを弾くとき、手が大きければ大きいほど弾きやすくなります。そこで、特に効果的なストレッチ方法として、指1本ずつを10秒ずつ、痛みの出ない範囲でゆっくりと引っ張る「指伸ばしストレッチ」がおすすめです。まず、腕を前に伸ばし、指を自分の方に引っ張ることで、手の筋肉がしっかりと伸びます。さらに、親指を反対の手で押さえ、他の指も同じようにじっくり伸ばしていくと良いでしょう。他にも期待できるのが「手首回しストレッチ」です。「手首回しストレッチ」では、手の緊張を解き、柔軟性を高める効果があります。両手を前に伸ばし、手首を内回し・外回しそれぞれ10回ずつ行いましょう。この動きが手の筋肉をほぐし、柔軟性を増すことに繋がります。また、指を一本ずつ開いたり閉じたりする「指開きストレッチ」も効果的です。「指開きストレッチ」と同じく効果があるのが、指の間をしっかりと広げる「指間ストレッチ」です。手の柔軟性が増し、ピアノの演奏に役立ちます。このストレッチでは、指同士を引っ張って、開く感覚を感じることで、より広く手を使えるようになリます。また、「手のひらストレッチ」も行うと良いと思います。手のひらをしっかりと伸ばすことで、特に親指の可動域が広がり、オクターブを弾く際にも役立ちます。このストレッチを日常の練習やレッスン前に行うことで、手のコンディションが良くなり、ピアノ演奏が楽になります。

子供の手を大きくする方法

 子供の手を大きくするための方法として、ストレッチが効果的です。日常生活にちょっとした動きを取り入れることで、手の成長を促します。例えば、お風呂に浸かりながら一本一本の指を開いてマッサージすると広がるようになります。ただ、指の間の皮膚を傷めないために、無理はしないように指を開閉する「グーパー運動」は、血流促進と緊張緩和に役立ちます。練習後に10回程度行いましょう。注意しましょう。

手のこわばりを解消するマッサージ

 手のこわばりを解消するためのマッサージはたくさんあります。特におすすめは「手のひらマッサージ」です。手のひらをしっかりとほぐしていきます。特に親指の付け根や、指の付け根を重点的にマッサージすることで、手の緊張が和らぎます。また、練習の後や、本番の後は、こまめにマッサージを行うことで、手のこわばりだけでなく、怪我防止にもつながります。

手が凝る原因とその改善方法について

 手が凝る原因は、長時間の練習や緊張した姿勢です。改善するためには、定期的に休憩を取り、リラックスすることが重要です。また、手のストレッチも欠かせません。コリを感じたら、すぐにストレッチを行うことで、流れが良くなります。特に、手首を回したり指を伸ばしたりする動作が効果的です。日々の練習の中で、自分の手に対して気を使うことで、身体を壊さずにピアノを弾くことができます。

ピアノ練習後に行う手のリフレッシュ方法

 練習後は、手のリフレッシュが必要です。「冷やす」ことが基本で、軽く手を冷やすことで筋肉の緊張をほぐすことができます。運動後に冷やすのと同じです。また、指を開閉する「グーパー運動」は、血流促進と緊張緩和に役立ちます。練習後に10回程度行いましょう。

指を鍛える方法

 トレーニンググッズとしては、簡単に用意できるアイテムとして、テニスボールを利用して指を鍛えましょう。これを握ることで指が鍛えられ、ピアノを弾く時の打鍵が鋭くなります。

 今回は、ピアノを演奏するための手や指の開き、ストレッチ方法などを書かせていただきました。毎日少しずつ続けることで、楽にピアノを弾けるようになります。また、怪我防止になりますので、ぜひ試してみてください♪

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ピアノを中畠由美子、中島昌子、北川正、矢野裕子、楊麗貞の各氏に師事し、ソルフェージュを鈴木しのぶ、上田真樹の各氏に師事。
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業後、子供から大人まで幅広く指導を行うピアニスト

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